History of GRAMAS〜ブランドができるまで〜

GRAMASの歴史

GRAMASブランドはiPhoneケースを中心に、常時100点を超えるプロダクトを有し銀座の直営店“GRAMAS GINZA ONE”や公式ウェブサイト“GRAMAS Official shop”など各店で販売を行なっております。今日では、iPhoneアクセサリのハイブランドとしてお客様に認知していただけるに至ったと自負しておりますが、これまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。

2008年の7月に、日本でiPhoneが発売されました。当時iPhoneは「動画が撮れない」「Adobe Flashが動かない」といった理由で酷評されることも少なくありませんでした。しかし、新しいもの好きの私はこれを買い求め、ポケットサイズの端末の中に広がるまったく新しい体験に夢中になりました。

ここに新しい未来が広がっているというワクワク感が嬉しくて、毎日肌身離さずiPhoneを持ち歩いていました。すると、やはり端末に傷が目立つようになってきました。そこでケースを買いに行ったのですが、どれも安っぽいものばかりでした。昔から、ファッションにこだわりがあり、洒落た物を好む私は「お菓子のおまけ」のようなチープな質感のケースにがっかりさせられました。 そこで「本当に自分が欲しいと思える製品をつくろう」と思い立ったのが、GRAMASの始まりです。

初めてのiPhoneケース製品

初めて世に出たGRAMAS製品は『MB01』と『MB02』。iPhoneの側面をカバーする金属製のバンパーであることから「MB(メタルバンパー)」と名付け、ストレートタイプの「01」と、カーブデザインの「02」をつくりました。

iPhone4sバンパーMB01MB01(ストレートタイプ)
iPhone4sバンパーMB02 MB02(カーブデザイン)

その後は、本革の手帳型iPhoneケース「LC412」などもGRAMASに加わり、今日に至るまで大変ご好評をいただいているシリーズとなっています。

定番手帳型レザーケース
これらのプロダクトは、当初「スーツに似合う」ということを目指してデザインを始めました。上質な財布や革小物と一緒に持っていても、それ以上に魅力的なiPhoneケース、それが私たちの目指したものです。

製品が産まれるまでの困難

生産を始めた当初はなかなかこちらの要望にこたえていただける工場が見つからず苦労しました。レザー製品を扱う工房からは「うちはカバン専門だから」とか「ベルトしか作らないよ」と言われ、断られてしまいました。こういった状況の中で、GRAMASの要求に応えられる工場を探し求め韓国や中国に出向き、現地で交渉を重ねることで製造を続けることができました。

また、販路の開拓も容易ではありませんでした。当時は、2,980円のケースが高いと思われていた時代です。その中でGRAMASのケースは6,000円。一般的な量販店には相手にもされず「こんな高い物、誰が買うの?」と言われたことも一度ならずありました。

製品づくりへの想い

量販店は「大量に生産された物を大量に仕入れ、大量に返品する」という仕組みで成り立っており、メーカー側もこのシステムがある以上返品を見越して売価を高くしなければなりません。しかし、私たちはそれをよしとしませんでした。上質な素材を使いつつも価格を抑えるには、返品は受け付けられない。量販店からすれば「異端」とも言える卸し条件を守りぬくことで、私たちはGRAMASのブランドを育てていきました。

はじめはスマートフォンのアクセサリショップで少量の販売が始まり、月間100個を超える売上数があれば大喜びする、という日々でした。そのような地道な販売を続けるうちに、徐々にユーザー方々のご支持をいただけるようになりました。自分が望む製品を良いと認めてくれる人たちが居るに違いない、この信念を曲げずに製造や販路開拓においても独自のやり方を貫いたことで、今日のGRAMASがあると思います。

坂本雄一サイン